院長のご紹介|月島キャピタルクリニック・内科・外科・冷えと痛みの漢方外来・巻き爪・小児予防接種・健康診断

診療時間

所在地

月島キャピタル・クリニック
〒104-0052
東京都中央区月島1-5-2
キャピタルゲートプレイス203
TEL:03-3533-8981
FAX:03-3533-3349

予防接種法 定期予防接種

定期予防接種(麻疹風疹、四種混合、日本脳炎など)を受け付けております。
>ご予約をしていただいた上、中央区(23区も含む)からの通知に入っている予診表を持参してご来院してください。
BCGの受付は行っておりませんのでご注意ください。

  • 四種混合(破傷風・ジフテリア・百日咳・不活化ポリオ)
  • 日本脳炎
  • 二種混合(破傷風・ジフテリア)
  • 小児 肺炎球菌
  • MR(麻しん・風しん混合ワクチン
  • Hib ワクチン
  • 麻しん単独
  • B型肝炎
  • 風しん単独
  • 子宮頚がん
  • 水ぼうそう(水痘)
  • 高齢者肺炎球菌(ワクチン)

中央区ワクチン公費補助制度

中央区ではおたふくかぜワクチンの公費補助を行っております。
当院は以下のワクチン接種実施医療機関です。中央区からの通知をご確認の上ご予約してご来院ください。
そのとき通知に同封されている予診票を持参して下さい。

名 称 費 用
おたふくかぜ 自己負担額:¥3,200

任意予防接種(自費)

予約接種希望の方はご予約の上、ご来院してください。
費用は以下の通りです。ワクチン接種は、ご本人の病気予防にもなりますが、ワクチン接種を徹底することで社会環境から病気をなくすことにもつながります。ロタウィルスの受付は行っておりません。

インフルエンザワクチンは13歳未満の方に限り、母子手帳がないと接種できない場合がございます。お気をつけください

名 称 費 用 名 称 費 用
はしか(麻疹)ワクチン ¥5,100 成人用 肺炎球菌ワクチン ¥7,150
風疹ワクチン ¥5,300 子宮頸がんワクチン ¥15,300
おたふくかぜワクチン ¥6,100 破傷風ワクチン ¥4,800
はしか、風疹(MR)ワクチン ¥8,150 四種混合
(破傷風・ジフテリア・百日咳・不活化ポリオ)
¥12,250
水ぼうそう(水痘)ワクチン ¥7,350 二種混合(破傷風・ジフテリア) ¥3,100
ヒブ(Hib)ワクチン ¥8,150 インフルエンザ(13才以上) ¥3,600
小児肺炎球菌ワクチン
(プレベナー)
¥11,200 インフルエンザ(13才未満)1回目 ¥3,200
日本脳炎ワクチン ¥6,100 インフルエンザ(13才未満)2回目 ¥3,200
B型肝炎(HB)ワクチン ¥4,600

予防接種の解説

ジフテリアとは?

ジフテリア菌の感染によっておこる病気です。飛沫感染をします。感染すると38度前後の高熱を出し、扁桃腺が赤く腫れます。灰色の偽膜(死んだ白血球、細菌などの物質から成る膜)を扁桃の近くなどに形成し、気道を狭めます。突然はがれて気道を完全にふさぐことがあり、子供の場合は呼吸ができなくなります。また、心筋に損傷を与える(心筋炎)ことがあり、ときには心不全を起こして死亡する場合があります。
<予防接種の効果:血清中の抗毒素は接種後、約10年間は持続します。>

百日咳とは?

百日せき菌の感染によっておこる病気です。飛沫感染をします。風邪のような初期症状ですが、次第にせきがひどくなり、連続してせき込むようになります。乳幼児はせきで呼吸ができず、チアノーゼ(くちびるが青くなる)が現れ、けいれんが起きることがあります。肺炎や脳症などの重い合併症を起こし、乳幼児では命を落とすこともあります。
<予防接種の効果:公式な見解はありませんが、報道では小学生高学年で半数は無効>

ポリオ(急性灰白髄炎)とは?

ポリオウイルスによる感染症で、急性脊髄灰白髄炎とよばれています。経口感染をします。初期症状は発熱・頭痛・吐き気・下痢など風邪と同じですが、ウイルスが脊髄の一部に入り込み、主に手や足に麻痺があらわれることがあり、1~2歳の子どもがかかることが多かったので、以前は脊髄性小児麻痺(小児マヒ)とよばれていました。多くの場合はその麻痺が後遺症として一生残ってしまいます。

不活化ポリオワクチンとは?

不活化ポリオワクチンは、不活化した(殺した)ウイルスからつくられています。免疫をつくるのに必要な成分を取り出して病原性を無くしてつくったものです。ウイルスとしての働きはないので、ポリオと同様の症状が出るという副反応はありません(ただし、発熱など、不活化ワクチンにも副反応はあります)。

破傷風とは?

破傷風菌がつくる毒素によって引き起こされる病気で、土壌などに分布している破傷風菌の芽胞が傷口などから体内へ侵入して感染します。この芽胞が体内で発芽・増殖して毒素をつくりだし、血液やリンパ液の流れにのって体内へ広がっていきます。潜伏期間は2~25日程度で、毒素により脳・中枢神経系障害、末梢運動神経障害、脊髄・交換神経系障害などを起こし、致死率の非常に高い病気です。

日本脳炎とは?

日本脳炎ウイルスの感染によっておこる病気です。感染してもほとんどの人は症状がありませんが、意識障害、けいれんなどの脳炎の重い症状を生じ、死亡したり後遺症が残る場合があります。人から人への感染はありませんが、ブタなどの動物体内でウイルスが増殖したあと、その動物を刺したコガタアカイエカ(蚊の一種)などを媒介して人を刺すことによって感染します。

麻しん(はしか)とは? 麻しんにかかると?

麻疹は麻疹ウイルスによって引き起こされる一般に小児期に多い急性の感染症です。 麻疹ウイルスの感染経路は、空気感染、飛沫感染、接触感染で、その感染力は非常に強いと言われています。免疫を持っていない人が感染するとほぼ100%発症し、一度感染して発症すると一生免疫が持続すると言われています。また、麻疹ウイルスは、ヒトからヒトへ感染すると言われています。
感染してから約10日後に発熱や咳、鼻水といった風邪のような症状が現れます。2~3日熱が続いた後、39℃以上の高熱と発疹が出現します。肺炎、中耳炎を合併しやすく、患者1,000人に1人の割合で脳炎が発症すると言われています。

風しんとは? 風しんにかかると?

風疹は風疹ウィルスによって引き起こされる急性の感染症です。潜伏期間は2~3週間で、発症すると癒合傾向の少ない発疹、発熱、首のリンパ節が腫れたりします。予後は一般に良好ですが、妊娠初期(約2か月)に風疹ウィルスに感染すると胎児に感染して先天性風疹症候群(南朝、先天性心疾患、白内障、網膜症)が高い確率で発生します。

風しんの予防接種の効果は?

風疹ワクチンを接種すると、受けた人の約95%以上に風しんHI抗体の陽転が認められます。風しんHI抗体の上昇の程度は自然感染より低いが、20年近く抗体が持続します。

水痘(みずぼうそう)とは?

水痘帯状疱疹ウイルスによる伝染性の強い病気で、飛沫や接触により感染します。発疹・発熱が主症状ですが、(紅班→丘疹→水疱→濃疱→痂皮と)進展する発疹が特徴です。5歳までに約80%の子供が発病すると言われています。

水痘ワクチンの緊急接種って?

水痘の患者に摂食した場合で72時間以内にワクチン接種をすると、約80%発病を防止もしくは発病した場合の症状を軽く済ませる事ができるとされています。
(但し、家族内で誰かが発病している場合などはすでに接触後72時間以上経過している可能性が大きくなります。)

肺炎球菌とは?

肺炎球菌は体力が落ちているときや高齢になるにつれて免疫力が弱くなってくると、いろいろな病気を引き起こす原因となる病原菌です。65歳以上の高齢者では、肺炎による死亡率は、がん、心臓病、脳卒中に次いで4番目に高く、最近ではペニシリンなどの抗生物質が効きにくい耐性菌が増加しているため、治療も困難になってきています。

肺炎球菌の予防接種って必要なんですか?

最近になりペニシリンなどの抗生物質が効きにくい耐性菌が増加し、治療も困難になってきておりますが、この耐性菌に対しても予防接種には予防効果があります。肺炎球菌ワクチンは90種類以上ある肺炎球菌の型のうち23種の型に対して免疫をつけることができます。これは肺炎球菌による肺炎の80%程度に該当します。また、肺炎予防効果とともに、肺炎球菌による肺炎になっても軽症ですむ効果などもあります。

ヒブ(Hib=インフルエンザ菌b型)感染症とは?

ヒブは、細菌性髄膜炎、中耳炎、副鼻腔炎、気管支炎、髄膜炎、敗血症、肺炎などの重い全身感染症を起こす細菌です。乳幼児の細菌性髄膜炎の半分以上は、ヒブが原因といわれています。日本のヒブによる髄膜炎は、5歳未満の約1万人に1人に発症し、発症者の約3分の1が予後不良と推定されています(発症者の過半数は、生後4か月から2歳未満)。

予防接種の同時接種は大丈夫ですか?

日本の赤ちゃんが1歳前に接種する主なワクチンは6~7種類です。何回か接種するワクチンもあり、接種回数は15回以上にもなります。(また生ワクチン接種後は、4週間あけなければ次のワクチンが接種できません。)
そこで、有効なのが同時接種です。同時接種は必要な免疫をできるだけ早くつけて子どもを守るだけでなく、保護者の通院回数を減らすことができます。世界中の小児科医が同時接種をお奨めしているのは、予防接種スケジュールが簡単になり、接種忘れなどがなくなる(接種率があがる)だけでなく、予防という本来の目的を果たす意味で非常に重要です。

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